惜しいっ! 金環日食
今日(5月21日)は心待ちにしていた金環日食の日。私は日食観察プレート付きの天文雑誌を購入して、この日のために備えてきました。
朝4時頃ワクワクしながら起きて外を見てみると、上空には分厚い雲が広がっているものの朝焼けも見られたので、可能性は0%ではないと信じてカメラをセットしました。日食の時刻が近づくにつれて徐々に雲が薄くなり、欠け始めた太陽が姿を現してきました。太陽は次第に三日月形になり、金環に向けてテンションが上がります!
しかし、金環になる直前になって再び厚い雲が広がってきてしまいました。ひたすら雲が取れてくれることを祈りながら空を眺めましたが、残念ながらその願いは叶いませんでした。
金環終了直後の7時37分になって、雲間から金環に近い状態で欠けた太陽を何とか見ることができました。本当に惜しかった。あともう少し早く雲から出てきて欲しかったです。この気まぐれな雲のため、富士地域では幸運にも金環が見えた所、逆に太陽そのものが見えなかった所と、かなりまちまちな状況だったようです。
念願の金環は見られなかったものの、雲があることによって指輪のような光景が見られたり、天然フィルター効果で日食観察プレートなしでも見ることができたりと、十分に日食を楽しむことができて良かったです。また、ここに掲載した写真も全て日食観察プレートなしで撮影することができました。なお次回、静岡付近で金環日食が見られるのは2041年10月25日とのことです。
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