先日、富士市鷹岡地区を流れる潤井川にある入山瀬渓谷を訪ねるトライアルウォークがあり、参加してみました。鷹岡の町中にある富士市商工会に集合し、渓谷のある潤井川方面に歩いていきます。

程なくして潤井川の龍巌淵に到着。その脇にある水力発電所から入山瀬渓谷と呼ばれる場所に入っていきます。途中から道の無い林の中を下りながら渓谷へ。木々の新緑や苔むした岩など、自然が残る渓谷の雰囲気を楽しむことができました。比較的街に近い所にもこのような景観があることに驚きました。



渓谷からは富士地域での近代製紙産業の幕開けとなった富士製紙(現 王子エフテックス)の赤レンガ造りの建物を見ることができます。貴重な明治時代の産業遺産として、いつまでも現存し続けて欲しい建物です。


渓谷を抜けて岩本山の丘陵地へ。この周辺は茶畑が広がっていて、気持ち良く歩くことができました。丘陵地を富士宮方面に進んでいくと、勘助坂と呼ばれる眺望ポイントがあり、市街地や新東名などのを眺めを楽しむことができました。


勘助坂での眺望を楽しんだあと、山を下って再び潤井川沿いへ。今度は入山瀬渓谷の上流部にあるヤスヶ淵と呼ばれる小さな滝やポットホール(かめ穴)が見られる箇所を見物、自然が作り出したユニークな造形を楽しめました。


今回はトライアルということでしたが、これから渓谷周辺の道が無いような部分のコース整備等を行って、フジパク(富士山博覧会)でのまち歩きといった観光に活かしていくとのこと。今後の動きに注目したいと思います。
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