本日(7月10日)は静岡県側の富士山山開き。山頂までの登山道が全線開通して、本格的な夏山シーズンに入ります。これに関連して、富士市では海岸付近から富士山頂を目指す新しい登山ルートの設定を行いました。
その名は「富士山登山ルート3776」、田子の浦港の西側にあるふじのくに田子の浦みなと公園と東側にある富士塚にそれぞれ起点を設け、西側ルートは港や小潤井川沿い、東側ルートは左富士や吉原商店街など旧東海道を通って吉原宿西木戸(枡屋酒店前)で合流し、大淵街道・大淵林道などを北上して富士山頂を目指します。総距離は約42kmで、ルート途中にある3か所の宿泊施設に泊まる3泊4日の行程になります。もちろん、全行程歩かずに東海道沿いの史跡・名所など、部分的に歩くという楽しみ方もできます。
以下の写真のように、2か所の起点にはそれを示す標識、コース沿いの要所にルート案内の路面表示が設けられています。
◇田子の浦港西側の起点 「ふじのくに田子の浦みなと公園」
◇田子の浦港東側の起点 「富士塚」
◇ルート案内路面表示
「富士山登山ルート3776」のルート図はこちらになります。詳細なルート図や見どころなどが載ったガイドマップが作製されており、富士市役所観光課や新富士駅観光案内所、起点に設置されたポストなどで手に入れることができます。また、富士市のウェブサイトにも詳細が載っています。
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