旅行・観光

2018.10.14

みちゆかし「神秘の発酵食」

9月15日に藤枝市岡部宿で開催された東海道の魅力を体験するイベント「みちゆかし」のプログラム「神秘の発酵食」に参加してきました。発酵食は東海道に残る食文化の一つで、江戸時代の食事と発酵食の文化などについて学ぶプログラムです。

参加者は岡部宿にある大旅籠柏屋に集合。まずはかまどでご飯を炊き、その間に柏屋の内部を館長さんの案内で見学しました。見学後、ご飯が美味しそうに炊き上がっていました。

「神秘の発酵食」が行われた大旅籠柏屋 まずはかまどでご飯炊き

柏屋の内部を見学 柏屋の内部を見学

柏屋の内部を見学 柏屋の内部を見学

ご飯が美味しそうに炊き上がる ご飯が美味しそうに炊き上がる


続いて、柏屋の体験棟で鰹節から出汁を取って作る味噌汁の体験を行いました。海産物処ふじ田の藤田嘉士さんによる手ほどきで、何杯でもお代わりしたくなる美味しい味噌汁が出来上がりました。お昼はかまど炊きご飯と味噌汁に加え、玉取茸の甘酒マヨネーズ焼きや塩麹の栗の白和え、ほととぎす漬といった地元の食材や名物を使ったおかずを味わうことができました。

鰹節から出汁を取って作る味噌汁の体験

鰹節から出汁を取って作る味噌汁の体験 鰹節から出汁を取って作る味噌汁の体験

鰹節を煮立てて出汁を取る 取った出汁に味噌を入れる

いただいた昼食


昼食後は柏屋から岡部宿の町歩き。観光ボランティアガイドの案内で、宿場の面影が残る町並みをゆっくり歩きながら、糀作り体験を行うかど万米店を目指しました。

岡部宿の町歩きへ出発

宿場の面影が残る町並みを歩く 宿場の面影が残る町並みを歩く

かど万米店に到着


かど万米店での糀作り体験の模様です。私は醤油糀を選択しました。店主さんから糀についての解説を聞いたあと、糀と醤油を混ぜ合わせて作りました。作ったものは持ち帰り、毎日かき混ぜて常温のもとで熟成させ、1~2週間ほどで使えるようになります。また、糀を使った一品メニューの試食をすることもできました。

かど万米店での糀作り体験

かど万米店での糀作り体験 かど万米店での糀作り体験

糀をもみほぐす 糀と醤油を混ぜ合わせる

糀を使った一品メニューの試食


宿場の歴史や食文化を学んだり、町歩きや地元の食を存分に楽しめて良かったです。


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2018.09.23

奥長島のだんだん茶畑

前記事の玉川ひまわり祭り見物のあとで、静岡市葵区足久保にある「奥長島のだんだん茶畑」と呼ばれる棚状の茶畑に足を運んでみました。安倍川の支流を数km遡った谷間に集落があり、のどかな山里の風景が広がっています。ここは静岡茶発祥の地として知られています。

のどかな山里風景が広がる


まずは、だんだん茶畑の手入れをしている勝山育子さんを訪ねました。勝山さんは古民家に移り住んで茶畑の保全活動をされています。美味しいお茶をいただきながら、活動についての話を聞きました。

勝山育子さんの古民家 茶畑についての説明をする勝山さん


続いて、勝山さんの案内でだんだん茶畑へ。今から50年ほど前に長い歳月をかけて急斜面に作られた段々畑のような美しい茶畑です。後継者がいなくなって一時は荒れそうになりましたが、静岡県(しずおか棚田・里地くらぶ)や企業(ネッツトヨタ静岡の「チャフカ隊」)などの協力で保全活動が行われ、景観が維持されています。

だんだん茶畑へ

段々が美しい茶畑 茶畑を登っていく


だんだん茶畑からの集落方面の眺めです。高台からの眺めは良く、心癒される素敵な山里風景を楽しめました。最も美しい景観が楽しめる新茶の時期にまた訪れてみたいと思います。

だんだん茶畑からの集落方面の眺め

だんだん茶畑からの集落方面の眺め だんだん茶畑からの景観を楽しむ


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2018.07.06

静岡県富士市観光PR展

6月1日から2日間、東京駅丸の内南口前にあるKITTEの観光案内施設「東京シティアイ」で静岡県富士市観光PR展があり、足を運んでみました。

KITTE外観


会場では富士市の特産品である田子の浦しらすや富士のお茶のPRを中心に行われ、釜揚げしらすの試食やお茶の試飲が人気を集めていました。

富士市の観光PR展が行われた東京シティアイ

釜揚げしらすの試食 富士の茶娘によるお茶の試飲

富士のお茶の販売コーナー 富士のお茶の販売コーナー


富士市から撮った富士山(富士山百景写真コンテスト入賞作品)の展示や富士山登山ルート3776の紹介、オリジナルグッズ等の販売、観光パンフレットの配布も行われ、富士市の魅力を発信していました。

富士山百景写真の展示

オリジナルグッズの販売 観光パンフレットの配布


こちらはKITTE屋上からの東京駅周辺の眺めです。赤レンガのレトロな駅舎の周辺に高層ビルが林立する都会的な光景を楽しめました。

KITTE屋上からの東京駅周辺の眺め


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2017.05.24

箱根 山のホテルのツツジ

ツツジの名所として知られる箱根芦ノ湖畔にある「山のホテル」に足を運んでみました。この日は天気に恵まれて咲き誇る庭園のツツジ越しに富士山を見ることができ、この時期らしい素敵な風景を存分に楽しめました。訪れたこの日は週末ということで、朝の開園時間からたくさんの観光客で賑わっていました。

賑わう山のホテル庭園

咲き誇るツツジと富士山の風景 咲き誇るツツジと富士山の風景

咲き誇るツツジと富士山を楽しむ人々

庭園のツツジとホテルの風景 庭園のツツジとホテルの風景


庭園ではツツジだけでなく、さまざまな種類のシャクナゲも楽しむことができました。

シャクナゲも楽しめる シャクナゲも楽しめる


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2017.05.14

四日市工場夜景撮影

4月中旬の週末、富士工場夜景倶楽部の有志で三重県四日市市まで工場夜景の撮影に出掛けました。四日市市は三重県最大の都市で、沿岸部に巨大なコンビナートがあることで知られ、近年はコンビナートなどの工場夜景が注目を集めています。以下にその模様をお送りします。

四日市に到着後、まずは市内を走るローカル線の四日市あすなろう鉄道を撮影。一般的な鉄道よりレールの幅が狭い狭軌(ナローゲージ)の鉄道ということで、そこを走る電車は小ぢんまりとしていて、可愛らしさを感じました。

四日市あすなろう鉄道を撮影

小さく可愛らしい電車 小さく可愛らしい電車

小さく可愛らしい電車 小さく可愛らしい電車


続いて、港湾部の運河に架かる貨物の引き込み線の橋「末広橋梁」周辺で撮影。1931年に造られた跳開式可動橋(跳ね橋)で、今も現役でセメント工場への資材の運搬に使われています。国内唯一となった貴重な建造物は国指定重要文化財や近代化産業遺産に認定されています。

港湾部の運河周辺で撮影

貴重な末広橋梁 貴重な末広橋梁

末広橋梁へ続く線路 運河周辺の古びた倉庫


工場夜景撮影前に腹ごしらえ。四日市の街中にある中華料理店「一楽」で、名物の四日市とんてき定食をいただきました。ボリューム満点です。

中華料理店「一楽」で夕食 四日市とんてき定食

ボリューム満点のとんてき


夕食後、いよいよ四日市の工場夜景撮影。まずは鈴鹿川の河口付近にある塩浜地区から対岸にある石油コンビナートを撮影、富士市にはないスケールの大きさに興奮しながらの撮影となりました。

四日市工場夜景撮影を開始

塩浜地区の工場夜景 塩浜地区の工場夜景

塩浜地区の工場夜景


続いての工場夜景スポットは大正橋。迫力ある石油コンビナートの建造物に目が釘付けになりました。

大正橋の工場夜景

大正橋の工場夜景 大正橋の工場夜景


工場夜景スポット巡りの最後は四日市港ポートビル。最上階の展望室「うみてらす14」からの四日市工場地帯の夜景の眺めは素晴らしく、感激しました。

四日市港ポートビル うみてらす14の四日市港に関する展示

うみてらす14からの工場夜景

うみてらす14からの工場夜景 うみてらす14からの工場夜景


短い時間ではありましたが、全国有数の工場夜景を撮影できて大満足でした。なお、今年の全国工場夜景サミットはここ四日市市で11月に開催されます。


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2016.12.14

青葉イルミ&クリスマスギフト展

現在、静岡市中心部の青葉シンボルロードで毎年恒例のイルミネーションが行われています。温かみのある無数の電飾に彩られた並木道にイルミネーションのツリーやモニュメントが点在し、素敵な夜のひと時を楽しめます。また、樹脂でできたスケートリンクも設置され、手軽にスケートを楽しむことができます。開催期間はイルミネーションが2月15日(水)まで、スケートが1月9日(月・祝)までです。

青葉シンボルロードのイルミネーション

青葉シンボルロードのイルミネーション 青葉シンボルロードのイルミネーション

青葉シンボルロードのイルミネーション 青葉シンボルロードのイルミネーション

樹脂のスケートリンクも登場


こちらは青葉シンボルロードから徒歩数分の所にある金座ボタニカのアートスペース、クリスマスギフト展が現在開催されており、多彩な作家さんによるクリスマスの贈り物にふさわしい作品の展示販売が行われています。開催期間は12月17日(土)までです。

金座ボタニカのクリスマスギフト展

展示作品 展示作品

展示作品

展示作品 展示作品


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2016.07.02

藤枝おんぱく2016

地域の魅力を体験できるプログラムを一定期間に多数開催するイベントとして全国各地で行われている「おんぱく」、藤枝市で4月から6月にかけてあった「藤枝おんぱく」(藤枝温故知新博覧会)に参加しました。

     藤枝おんぱく2016

今年で3回目となる藤枝おんぱくは100余りの多彩な体験プログラムが行われるなど、年々盛り上がりを見せています。以下に参加したプログラムの模様を紹介します。


◇おはぎ作りと新茶の淹れ方

このプログラムではお茶屋・甘味処「まるか村松商店」の女将さんによる手ほどきのもと、おはぎ作りと美味しいお茶の淹れ方を体験。作ったおはぎはその場でお茶とともにじっくり味わいました。

まるか村松商店の女将さんによる手ほどき 美味しいお茶の淹れ方を体験

おはぎ作りを体験 お茶とおはぎをいただく


◇軽便「駿遠線」跡ウォーキング

かつて藤枝から袋井を結んでいた軽便鉄道「駿遠線」の跡をたどる約2時間のウォーキング。鉄道に詳しいガイドさんが見せてくれた軽便鉄道があった時の写真と現在の風景を見比べながら、当時に思いを馳せました。

路線バスで移動して軽便「駿遠線」跡のウォーキングを開始 かつて軽便鉄道があった道を歩く

昔の写真と今の風景を見比べる 昔の写真と今の風景を見比べる


◇藤枝おんぱくギャラリー&カフェ

藤枝駅近くの古民家レンタルスペース「村松八百蔵商店」で、体験プログラムの様子を撮影した写真の展示が行われたほか、食事や飲み物の提供もあり、写真を楽しみながらゆったりとした時を過ごせました。

藤枝おんぱくギャラリー&カフェ開催の村松八百蔵商店 入口の案内看板

素敵な空間に飾られた藤枝おんぱくの写真とスライド

体験プログラムの風景をとらえた写真 食事しながらゆったりとした時を過ごす


藤枝おんぱくのオープニングでは、静岡県内各地でこのような「おんぱく」イベントを開催している人達が集まって大交流会が行われ、志を同じくする者同士の輪を深めていました。このような地域活性の取り組みが評価されて、藤枝おんぱくは「ふじのくにしずおか観光大賞」を受賞。これからも「おんぱく」の活動に注目し、次回も体験プログラム参加したいと思っています。

藤枝おんぱく大交流会

静岡県内各地で「おんぱく」イベントに関わる人達が集合しての鏡割り 各地のおんぱく関係者によるトークセッション


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2016.07.01

焼津 花沢の里とあじさい寺

先日、焼津市にある「花沢の里」に足を運んでみました。藤枝市との境にある高草山の麓、奈良時代の東海道と言われる「やきつべの小径」に沿って古民家が並んでおり、昔にタイムスリップしたかのような気分を味わえました。この日はあじさいが見頃を迎えており、ゆったり散策しながら花とコラボした素敵な風景を楽しめました。

古民家が並ぶ花沢の里

昔にタイムスリップしたかのような町並み 昔にタイムスリップしたかのような町並み

見頃のあじさいと古民家の素敵な風景 見頃のあじさいと古民家の素敵な風景


古民家の軒先などに無人販売があり、地元で採れた野菜などを販売しています。思わず買いたくなってしまう雰囲気があります。

野菜の無人販売 植物の無人販売も


花沢の里にある唯一のお店、庭カフェの「カントリーオーブン」で一服。コーヒーとスイーツをいただきながら、心安らぐ里山でのひと時を過ごせました(営業は土日祝のみ)。

庭カフェ「カントリーオーブン」 コーヒーとスイーツをいただく


花沢の里の近くにある林叟院に立ち寄り。地元ではあじさい寺として知られているようで、私が訪れたこの日は参道などに咲く色とりどりの花を楽しめました。

林叟院のあじさい

林叟院のあじさい 林叟院のあじさい


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2016.06.12

松崎町の棚田「石部の灯り」

先日、伊豆半島南部の松崎町石部にある棚田で、田植え直後の田んぼの畔にキャンドルを灯すイベント「石部の灯り」があり、見物に行ってきました。夕方18時頃に棚田に到着すると、すでにたくさんの観光客・カメラマンで賑わっており、暗くなるのを待ち構えている状態でした。

「石部の灯り」イベントで賑わう棚田


夕陽が沈む頃の棚田、薄紅色に染まる空が水を張った田んぼに映り、素敵な里山の風景を楽しめました。

夕陽が沈む頃の棚田の風景

夕陽が沈む頃の棚田の風景 夕陽が沈む頃の棚田の風景


徐々に日が暮れて辺りが薄暗くなるとともに、棚田の畔に並べられたキャンドルの灯りが浮かび上がって幻想的な光景が広がってきました。

日が暮れてキャンドルの灯りが浮かび上がる 日が暮れてキャンドルの灯りが浮かび上がる

日が暮れてキャンドルの灯りが浮かび上がる


すっかり日が暮れて、キャンドルの灯りに彩られた棚田の幻想的な光景を満喫。心癒される夜のひと時を過ごせました。

キャンドルの灯りに彩られた幻想的な棚田

キャンドルの灯りに彩られた幻想的な棚田 キャンドルの灯りに彩られた幻想的な棚田


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2016.02.19

冬の富士山表口満喫バスツアー

前記事に引き続き、しずおか遊びたい券の富士・富士宮版「ふじさんあそび」での体験レポートです。ここでは、1月下旬に開催された「しらす絶景下山ハイキング 冬の富士山表口満喫バスツアー」に参加した時の模様をお送りします。

参加者は富士駅・新富士駅に集合し、バスに乗ってツアー出発。このツアーの案内は、吉原で富士山専門店「東海道表富士」を経営し、富士山登山ガイドも務める西川卯一さん。富士山の事なら何でも来いというほどの富士山通です。

バスに乗ってツアー出発 ツアー案内人の西川さん


最初の目的地は富士市役所屋上「ふじさんてらすMierula」。周囲に視界を遮るものが無く、富士市街地と富士山の眺望を存分に楽しむことができます。

ふじさんてらすMierulaからの市街地と富士山の眺め

ふじさんてらすMierulaから富士山をズーム ふじさんてらすMierulaからの眺望を楽しむ参加者


続いては田子の浦港西側の海岸沿いにある「ふじのくに田子の浦みなと公園」。富士山型の展望台からは田子の浦港越しに富士山の風景を楽しめるほか、山部赤人歌碑やはじまりの鐘などのスポットもあり、多くの人が訪れる海浜公園になっています。

ふじのくに田子の浦みなと公園に到着

展望台からの眺めを楽しむ参加者 展望台から眺めた田子の浦港と富士山の風景


お昼は富士山しらす街道にあるしらすの八幡で生しらす丼をいただきました。田子の浦のしらすは新鮮で美味しいです!

しらすの八幡で昼食 生しらす丼をいただく


昼食後は海岸沿いから一気に富士山2合目の水ヶ塚公園へ。辺りは雪がたっぷり積もっており、街中とは別世界の厳寒の風景が広がっていました。ここから歩いて腰切塚までプチ登山、約10分で間近に雄大な富士山の姿を眺められる山頂の展望台に到着。素晴らしい眺めを存分に楽しみました。

水ヶ塚公園に到着 腰切塚の展望台までプチ登山

腰切塚展望台からの雄大な富士の眺めを楽しむ

腰切塚からの雄大な富士山 腰切塚からの富士山ズーム


腰切塚で富士山の眺望を楽しんだあとは、富士山スカイラインから西臼塚にかけての村山古道を下山するハイキング。途中にある古道にまつわる史跡の解説を聞きながら下山を楽しみました。雑木林の中を通る古道はサラサラの粉雪に覆われており、案外気持ち良く歩けました。

村山古道の下山ハイキングへ 粉雪に覆われた雑木林の中を下山

雑木林の合間から見える富士山 村山古道の史跡「中宮八幡堂」


この日はこの冬一番の大寒波襲来となりましたが、一日中富士山が綺麗に見える絶好のツアー日和となり、思ったほど寒さを感じずに楽しむことができました。さまざまな角度から冬の富士山を満喫できて気分上々でした!


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