みちゆかし「神秘の発酵食」
9月15日に藤枝市岡部宿で開催された東海道の魅力を体験するイベント「みちゆかし」のプログラム「神秘の発酵食」に参加してきました。発酵食は東海道に残る食文化の一つで、江戸時代の食事と発酵食の文化などについて学ぶプログラムです。
参加者は岡部宿にある大旅籠柏屋に集合。まずはかまどでご飯を炊き、その間に柏屋の内部を館長さんの案内で見学しました。見学後、ご飯が美味しそうに炊き上がっていました。
続いて、柏屋の体験棟で鰹節から出汁を取って作る味噌汁の体験を行いました。海産物処ふじ田の藤田嘉士さんによる手ほどきで、何杯でもお代わりしたくなる美味しい味噌汁が出来上がりました。お昼はかまど炊きご飯と味噌汁に加え、玉取茸の甘酒マヨネーズ焼きや塩麹の栗の白和え、ほととぎす漬といった地元の食材や名物を使ったおかずを味わうことができました。
昼食後は柏屋から岡部宿の町歩き。観光ボランティアガイドの案内で、宿場の面影が残る町並みをゆっくり歩きながら、糀作り体験を行うかど万米店を目指しました。
かど万米店での糀作り体験の模様です。私は醤油糀を選択しました。店主さんから糀についての解説を聞いたあと、糀と醤油を混ぜ合わせて作りました。作ったものは持ち帰り、毎日かき混ぜて常温のもとで熟成させ、1~2週間ほどで使えるようになります。また、糀を使った一品メニューの試食をすることもできました。
宿場の歴史や食文化を学んだり、町歩きや地元の食を存分に楽しめて良かったです。
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