天気・気象

2014.02.16

大雪翌日の風景

前記事の続きです。2月8日の富士市北西部大雪の翌日、残雪の様子をチェックすべく出掛けました。まずは雁堤へ。うっすらと雪が残る芝生広場から雪化粧した綺麗な山々を見ることができました。

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岩本山の茶畑は大部分が厚い雪で覆われ、その先にはたっぷりの雪を頂いた富士山の風景を楽しめました。

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そして岩本山公園へ。駐車場や遊歩道、芝生広場など、ほぼ全面が厚い雪で覆われており、白銀の世界が広がっていました。広場は雪遊びする親子連れで大賑わい、雪化粧の梅園では徐々に開花が進む早咲き紅梅と富士山の風景を撮影するカメラマンで賑わっていました。

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2014.02.15

富士市北西部で大雪

2月8日、日本の南岸を進んだ低気圧の影響で普段雪の少ない太平洋側でも雪が降った所が多く、関東地方などで記録的な大雪になりました。ここ富士市でも岩本や鷹岡、松野地区など、北西部を中心に大雪が降り、まるで雪国を思わせるような光景が広がりました。その時の模様を写真・動画で紹介します。

富士駅周辺の平地では未明から朝方にかけてと昼頃に本格的な雪が降り、畑や車、屋根などがうっすら白くなりましたが、みぞれや雨の時間が多く、一面の銀世界とまではいきませんでした。

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富士駅周辺から北西側に位置する岩松地区まで来ると、徐々に白い世界が広がって路面もシャーベット状態になっていました。

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さらに北上して岩本山の麓にある実相寺へ。この辺りから急に雪深くなって道にもしっかり積雪しており、めったに見られない風情のあるお寺の雪景色を楽しめました。

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実相寺から遊歩道を歩いて岩本山公園へ。芝生広場は一面の銀世界が広がり、写真を撮っている間に積雪は増すばかり。次第に風も出てきて吹雪のようになってきました。また、梅園では徐々に開花してきた紅梅に雪がたっぷり積もる光景が見られました。こんな岩本山公園は今までに見たことがありません。

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そして、富士川沿いへ。富士川楽座の辺りから積雪があり、そこから北上するにつれて雪の量が急激に増え、山に囲まれた松野地区では深々と雪が降り続いて路面にもかなりの積雪があり、とても富士市とは思えないような様相を見せていました。

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今回は同じ富士市内でも南東側ではほとんど雨だった一方、富士宮市では市街地でも記録的な大雪という状況になっていました(当日のTwitterつぶやき参照)。どうやら寒気が山梨から富士川沿いを通って流れ込んできているためにこのような現象(北西側ほど雪が多い)になったようです。


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2014.01.21

久々の本格降雪!

1月18日早朝、富士市内では短い時間でしたが平地を含めて本格的な雪が降り、自宅付近でも畑などがうっすらと雪化粧しました。これだけ本格的な雪が降ったのは久々のことで、普段見慣れない珍しい光景に思わず興奮してしまいました!

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雪が止んだあと岩本山公園に行ってみると、芝生広場は一面の銀世界となっており、雪遊びをする親子連れの姿も見られました。また、雪化粧した梅園周辺では、蝋梅が徐々に見頃を迎えたり、早咲き紅梅のつぼみが膨らんできたりと、厳しい寒さの中にも少しずつ春の気配を感じられるようになってきました。

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なお、岩本山公園では梅・桜の見頃に合わせたイベント「絶景☆富士山 まるごと岩本山」が2月1日(土)から開催され、峠の屋台村(地元グルメ等の販売)や花咲案内人(観光ボランティアガイドによる園内案内)、観梅コンサート、観梅ウエディングなどの催し物が行われます。


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2013.09.17

台風一過

昨日(9月16日)の朝から昼前にかけて台風18号が静岡県内に最接近し、激しい風雨に見舞われました。幸い富士市周辺は大きな被害はなく、台風が通り過ぎた昼頃から天気が急速に回復して富士山が見えてきたので撮影に出掛けました。

まずは富士と港の眺めが良いふじのくに田子の浦みなと公園に向かいました。展望台から風雨に洗われて山肌まで見えるほどくっきりした富士山を楽しむことができました。一方、海岸に目を向けると、消波ブロックや灯台に容赦なく高波が打ちつけ、激しく水しぶきが上がる荒々しい光景が広がっていました。

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続いて富士川橋のたもとから撮影。ものすごい勢いで川幅いっぱいに濁流が流れる中、背後にくっきり綺麗な富士山が見える光景に違和感を覚えました。

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夕方、上空の薄雲が綺麗に焼けそうな雰囲気だったので、再びふじのくに田子の浦みなと公園へ。素晴らしい夕焼けと富士山の姿を存分に堪能できました!!

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2013.09.08

不安定な天気と富士山の笠雲

このところ全国的に不安定な天気が続いており、各地で落雷や竜巻など被害を伴う激しい気象現象が頻発しています。富士周辺でもそんな天気を物語るかのように、富士山にはほぼ毎日笠雲が出現しています。ここでは9月1日から5日間連続で出現した笠雲を紹介します。


9月1日 (朝)

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9月2日 (夕方)

富士山の姿は雲に覆われて全く見えませんでしたが、山頂がある辺りに「竜の巣」を思わせる盛り上がった不気味さを感じる笠のような雲が見られました。

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9月3日 (昼前)

この日は昼前に離れ笠が二段重ねになるという珍しい現象が見られたほか、早朝には綺麗な紅色に染まった笠雲が見られ、目が釘付けになりました!

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9月4日 (朝)

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9月5日 (昼頃)

この日は未明から朝方にかけて非常に激しい雷雨に見舞われ、すぐ近くに落雷する光景を目の当たりにして震撼しました(動画)。その後、天気は急速に回復して青空が広がり、昼頃には笠雲を被った富士山が見られました。

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早く天気が安定して、穏やかで過ごしやすい本来の秋の陽気になって欲しいですね。


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2012.06.06

金星の太陽面通過!

今日(6月6日)は、金星が太陽面を通過していく世紀の天体ショーが見られる日。富士市内は朝から怪しげな雲が広がっていて見られるかどうか心配でしたが、昼頃になって雲の合間から太陽が顔を覗かせ、小さなほくろのような感じに見える金星の姿を撮影することができました!

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先月の金環日食の時は、金環の輪になった時間帯に見ることができずに悔しい思いをしましたが、今回はその様子をバッチリ捉えることができました。また、雲が天然のフィルター効果を発揮して、日食観察プレートなしで幻想的な光景を撮影することができました。次は105年後ということで、これを逃したら生きている間にもう見ることができない貴重な光景を楽しめて本当に良かったです!


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2012.05.21

惜しいっ! 金環日食

今日(5月21日)は心待ちにしていた金環日食の日。私は日食観察プレート付きの天文雑誌を購入して、この日のために備えてきました。

朝4時頃ワクワクしながら起きて外を見てみると、上空には分厚い雲が広がっているものの朝焼けも見られたので、可能性は0%ではないと信じてカメラをセットしました。日食の時刻が近づくにつれて徐々に雲が薄くなり、欠け始めた太陽が姿を現してきました。太陽は次第に三日月形になり、金環に向けてテンションが上がります!

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しかし、金環になる直前になって再び厚い雲が広がってきてしまいました。ひたすら雲が取れてくれることを祈りながら空を眺めましたが、残念ながらその願いは叶いませんでした。

金環終了直後の7時37分になって、雲間から金環に近い状態で欠けた太陽を何とか見ることができました。本当に惜しかった。あともう少し早く雲から出てきて欲しかったです。この気まぐれな雲のため、富士地域では幸運にも金環が見えた所、逆に太陽そのものが見えなかった所と、かなりまちまちな状況だったようです。

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念願の金環は見られなかったものの、雲があることによって指輪のような光景が見られたり、天然フィルター効果で日食観察プレートなしでも見ることができたりと、十分に日食を楽しむことができて良かったです。また、ここに掲載した写真も全て日食観察プレートなしで撮影することができました。なお次回、静岡付近で金環日食が見られるのは2041年10月25日とのことです。

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2012.01.18

初雪

一昨日の夜から昨日の朝にかけて富士市内は市街地でも雪やみぞれが降り、今シーズン初の本格的な降雪となりました。山地や丘陵地では積雪となり、街中から綺麗に雪化粧した山々を見ることができました。

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朝、岩本山方面に立ち寄ってみました。茶畑や岩本山公園内も雪化粧しており、咲き始めた紅梅にも雪が積もって風情がありました。短い時間でしたが、普段めったにお目にかかれない貴重な光景を楽しむことができて満足でした。

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2011.12.15

皆既月食

12月10日夜から11日未明にかけて皆既月食が見られるということで、私もカメラを構えて月食の撮影にチャレンジしてみました。この日は月食が始まる直前になって雲が出てきてやきもきしましたが、幸運にも月食が始まった頃から雲が途切れてきて、幻想的な光景を写真に収めることができましたのでここに紹介します。

午後10時前、満月の左下の方が暗くなって欠け始めました。次第に月が欠ける面積が大きくなり、半月、三日月へと姿を変えていきます。

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Kaikigesshoku03 Kaikigesshoku04


午後11時過ぎ、いよいよ皆既状態に。月は神秘的な赤色に染まり、感動と興奮が最高潮に達しました!

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Kaikigesshoku07


0時を回って皆既状態が終わり、左側から明るくなって再び本来の満月へと戻っていきました。欠け始めから元に戻るまでの一部始終を思う存分楽しむことができて本当に良かったです!

Kaikigesshoku08 Kaikigesshoku09


欠け始めから皆既状態、そして元の満月に戻るまで撮影した写真をつなぎ合わせて動画風(フォトムービー)にしてみましたので、こちらも合わせてご覧ください。次に皆既月食が見られるのは2014年10月8日とのことです。


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2011.03.16

激しい揺れ

昨夜、富士宮市を震源とするマグニチュード6.4の地震がありました。富士宮市で震度6強という激しい揺れとなり、被害が発生しています。

自宅のある富士市内でも今までに体験したことのない激しい揺れを感じ、その後も立て続きに余震が続き、本当に怖い思いをしました。自宅内は物が少し動いた程度で被害はありませんでしたが、その後水道が断水しています。 → 【追記】その後復旧しました。


地震に関する情報

・富士市 http://www.city.fuji.shizuoka.jp/

・富士宮市 http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/

・中域防災ブログ http://radiof.mo-blog.jp/bousai/


また、「ラジオエフ」(84.4MHz)でも随時この地震に関する情報を放送しています。

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